Magical Mystery Aroma(マジカル・ミステリー・アロマ)は、12星座別に天然の精油をブレンドした日本初の医療占星術コスメブランドです。

医療占星術とは、古代メソポタミアの人々によって生み出された医学です。彼らは宇宙に対して絶大なる畏敬の念を抱き、星の動きを研究しては、さまざまな文明を作り出していきました。カレンダーのもととなる太陰暦や、1分が60秒、1時間が60分という時間の概念のもととなる60進法などは、すべてこの時代の人々が星の動きを研究して作り出したものです。そしてそれらと同じように、医療占星術が誕生しました。

医療占星術は、「地上の植物は天の星々と強く結びついている」と考え、占星術にもとづいて植物を分類し、病気の治療に用いたものです。400年ほど前までは、医学の一分野として医師たちの関心を集めた学問でした。もちろん、科学が発達した現代では、医療占星術が医療行為に用いられることはありません。しかし、科学では証明できない星と植物との不思議なつながりは、スピリチュアルな分野で注目を集めるようになり、現在は魂に深く働きかけるアロマテラピーの手法として、イギリスを中心に広く用いられています。

私たちは、この医療占星術を応用することで、女性の心と体を元気にする今までにないコスメが作れるのではないかと考え、開発にいたりました。
私たちは、主に健康や医療に関する書籍や雑誌の企画・編集・執筆を行う、女性スタッフだけの制作会社です。これまでさまざまなテーマを取材し、数多くの専門家のお話をうかがってきましたが、なかでも私たちスタッフの興味を引いたテーマが、漢方や植物療法などの伝統医学でした。

伝統医学の多くは、“宇宙のリズムと人体のリズムはつながっている”“宇宙のメカニズムはそのまま人体のメカニズムにあてはめられる”という考えに基づいています。漢方の陰陽五行説などがその代表格です。

実際に、人間の睡眠リズムは太陽と月のリズムに連動していますし、生命を生み出す営みである女性の月経周期は、月の満ち欠けの周期とほぼ一緒であるうえに、助産院では出産が新月か満月の前後に集中するという話はよく知られています。天体のリズムと人体のリズムに関連性があることは、現代においてもよく語られている事実です。

私たちは、この“宇宙と人体はつながっている”という考えの奥深さに魅了されました。そして、宇宙のリズムと人体のリズムをダイレクトにつなげる伝統医学はないものか…とリサーチするうちに、たどり着いたのが医療占星術だったのです。
占星術を直感的に楽しんでいるのは、もっぱら女性です。男性はたいてい、占いの話になると「占いって統計学だからね」と、理屈をつけたがるものです。

ですが、女性が占星術を楽しむことに理屈なんてありません。なぜなら女性は、心や体が宇宙のリズムとつながっていることを本能的に知っているから。女性の心身は、月のリズムと同調している月経周期に大きく影響を受けています。だからこそ女性は、宇宙のリズムを頭ではなく子宮で本能的に感じているし、占星術を生活の一部として自然に取り入れることができるではないか、と思うのです。

だからこそ私たちは、占星術と植物療法が融合したMagical Mystery Aromaが、宇宙のリズムと女性のリズムとをつなげ、女性ならではの本能的な直観力を磨き上げ、自分らしい魅力を最大限に発揮する一助になるのではと考えたのです。
私たちは、取材を通して出会った医療占星術の第一人者・登石麻恭子先生(西洋占星術研究家、アロマセラピスト)に、Magical Mystery Aromaの監修を依頼しました。

医療占星術では、薬効植物(ハーブ)をその性質から12星座に分類し、セラピーに用います。例えば、牡羊座は“新しい世界に勢いよく飛び込んでいく”星座なのですが、朝のスッキリとした目覚めを思わせるローズマリーは、勢いよくスタートする牡羊座の姿を表した香りとして、牡羊座に分類されているのです。

Magical Mystery Aromaでは、こうして分類された各星座の精油を、特別な配合率でブレンドし、12星座それぞれの魅力を個性豊かな香りで表現しています。その香りを身にまとうと、その星座の魅力が最大限に引き出され、幸運の波をキャッチする直感が磨かれ、運気を高めることができると考えられます。

ご自身の魅力を高める香りとして、幸運を引き寄せるお守りとして、大切な人へのプレゼントとして…ぜひみなさまも、古代メソポタミアの時代から培われた“運命を変える魔法の香り”を体感してみてください。
監修者プロフィール

登石麻恭子(といし・あきこ)
1969年生まれ、早稲田大学教育学部理学科生物学専修卒。西洋占星術研究家、英国IFAアロマセラピスト、日本アロマ環境協会アロマテラピーインストラクター。西洋占星術における天体と植物(特にハーブなどの薬用植物)の関連と、その各種セラピーへの応用を研究、セッションや講座などを開催している。著書に『魔女の手作り化粧品』(ワニブックス)、『魔女のアロマテラピー』(INFASパブリケーションズ)などがある。